カガスティアの葉
2020.1.21 Tue
批評家の福島辰夫がオーガナイザーとなって開かれた写真展。第一回展は、 東京の小西六フォトギャラリーで、1957年5月10日から15日まで開催。参加 作家は石元泰博、川田喜久治、川原舞、佐藤明、丹野章、東松照明、常盤とよ 子、中村正也、奈良原一高、細江英公の10人。若手写真家たちによる多様な 表現を集めての展覧会であり、木村伊兵衛と土門拳が顧問をつとめた「集団 フォト」を乗り越える、新たな世代による切磋琢磨の場として期待された。59 年の第三回展をもって終了したが、この展覧会をきっかけに写真家集団の 「VIVO」が結成されるなど、日本写真史上の重要なメルクマールとなった。そ の後、福島は62年に、「10人の眼」展の参加作家であった石元、川田、丹野、東 松、中村、奈良原、細江に、今井寿恵を加えた10人で、新たに写真展「NON」 (東京・銀座松屋)を企画するが、こちらは1回のみの開催で終わっている。






